この物語が伝えているのは、
どれだけ努力しても、
どれだけ想っても、
最初から「結ばれない関係」が存在するということ。
つまり、
人の想いだけではどうにもならない恋がある——
それが、かぐや姫の物語です。
なぜ「手に入らない恋」ほど執着になりやすいのか
かぐや姫の物語を恋愛心理の視点で見ると、
「どうしてそこまで追い続けてしまうのか」が見えてきます。
✔ 未完了で終わった関係(ツァイガルニク効果)
人は、途中で終わったものほど強く記憶に残ります。
これを心理学ではツァイガルニク効果と呼びます。
途中で終わったドラマや、
買えなかった服ほど気になり続けるのと同じです。
帝とかぐや姫の関係は、
「可能性が残ったまま終わった」関係。
だからこそ、心の中で完結せず、忘れられなかったのです。
✔ 選ばれなかった=自分の価値を否定された気がする
好きな人から選ばれなかったとき、
「私がダメだったから?」
「魅力が足りなかったから?」
そんなふうに、自分の価値と結びつけてしまうことはありませんか。
その不安を打ち消すために、
もう一度選ばれたくて追いかけてしまう。
それは、とても自然な心の反応です。
✔ 手に入ったら満たされる、という幻想
「この人と付き合えたら全部うまくいく」
「この恋が叶えば幸せになれる」
そう思ってしまうのは、
相手そのものより
手に入らなかった感情が残っているからかもしれません。
👉その人が好きだから離れられないのではなく、
終わらなかった感情が、あなたを引き留めている可能性があります。
かぐや姫の恋が教えてくれる、ひとつの真実
どれだけ想っても、
どれだけ尽くしても、
相手が“選ばない人”なら、その恋は叶いません。
それは、あなたがダメだからでも、
価値がないからでもありません。
ただ、お互いに向いている方向が違っただけです。

あの人を「好き」と思うあなたへ
ここで、ひとつだけ自分に問いかけてみてください。
- 追いかけるのをやめたとき、
不安よりも「ホッとする気持ち」はありますか? - 頑張らない自分でも、そばにいられる関係ですか?
もし、この問いに
「NO」があるなら——
それは愛というより、
不安や執着でつながっている状態かもしれません。
さいごに|物語は悲恋でも、あなたの恋はここで終わらせなくていい
かぐや姫は、月に帰りました。
でも、あなたは違います。
あなたには、
次の恋を選ぶ自由があります。
その恋を手放すことは、負けではありません。
それは、自分を大切にするための選択です。
あなたの恋は、
いつでも「自分が幸せになれる方向」へ進んでいい。


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